
和紙とくまざさ、その長所を融合させた新しい生活素材、それがささ和紙です。
健康で気持ちのいい生活へ。
日本古来の伝統的な生活文化を、新しい技術で現代に蘇らせました。
くまざさの天然の抗菌・防臭作用を、現代の生活に活かしたい。
くまざさの葉からエッセンスを抽出すると、天然成分を豊富に含む<くまざさ原液>ができあがります。
しかし、この<くまざさ原液>の優れた作用を活性化させたまま、どう製品化するかが難問でした。
化学的な処理を加えることなく、あくまで自然であることにこだわれば、原液を塗布するしかありません。
しかし、この方法では、使うあいだや洗濯により成分が失われてしまいます。
そこで生まれたアイデアが、くまざさ繊維のフレーク(小片)を和紙に漉き込むこと。
実験段階では、この方法ならくまざさ成分のエッセンスがそのまま生かされ、いつまでも持続することがわかりました。
その後、研究を重ねて、このアイデアを実用化することに成功しました。
同時に、通常の洗濯に耐えうる強度を持った和紙の製法も、最新技術を用いて開発しました。
ささ和紙が誕生したのです。
*注
通常くまざさは、植物体から抽出されると、太陽光によって葉緑素が短時間に分解され、効能が著しく低下してしまいます。しかし木村光雄工学博士との共同開発により、太陽光によって分解されないように改良されたくまざさを和紙に漉き込むことに成功しました。(特許申請中)
くまざさを漉き込んだ和紙を糸にし、布に織り上げていく4つの工程をご紹介します。
和紙を作る工程で和紙の原料と一緒にくまざさのフレーク(太陽光で葉緑素が分解されないように改良されたくまざさの繊維)を漉き込みます。この段階ではシート状の和紙(ささ和紙)になっています。
シート状のささ和紙にスリットを入れ、細長くカットします。スリットとは紙を直線に連続してカットし、テープ状にすることです。細くカットすれば細い糸、太くカットすれば太い糸を作ることができます。
細長くカットされたささ和紙テープをこよりを撚る要領で撚りをかけていきます。これによって、テープが糸になります。糸にすることで、織ったり編んだり、さまざまな製品化が可能になります。
撚糸されて作られたささ和紙糸を、縦・横に組み合わせ、織機で織り、ささ和紙布にします。